Zydus Cadila

Zydus Cadila （ ザイダス・カディラ ）

Zydus Cadila（ザイダス カディラ）は、インドのアフマダーバードに本社がある世界的な巨大製薬会社で、アメリカやフランスに子会社や研究施設をもち、世界に19,000人以上の従業員をもつザイダス（Zydus）グループの中心的な大手ヘルスケア会社です。ザイダス（Zydus）グループは、ワクチン研究センター Vaccine Technology Centre（VTC）など多岐にわたり、幅広いヘルスケアにおける治療法の開発、製造、販売に従事しています。

Zydus Cadila（ザイダス カディラ）の沿革は、1952年に創立され、1990年初期にインド2位の製薬会社になり、現在では循環器系、消化器系、女性ヘルスケアではインド国内1位、呼吸器系では国内2位のシェアを誇っています。

2001年にドイツのレメディズ社グループのジャーマンレメディ社を買収し、2006年に日本にもカディラ ヘルスケアの子会社としてザイダスファーマ社を設立しています。2007年に日本のザイダスファーマ社は日本ユニバーサル薬品を買収し積極的に事業を拡大していましたが、2015年12月31日に日本市場から撤退解散しています。

2011年に世界製薬会社9位のアボットラボラトリーズ社ととライセンス契約を結び、ドイツのバイエル社と合弁企業を設立しています。

Zydus Cadila（ザイダス カディラ）は、バイアグラジェネリックなどのジェネリック医薬品をはじめ、一般用医薬品、動物医療医薬品、薬用化粧品など幅広く手掛け、国際的にもグローバル展開してるインド最大手の製薬会社です。

その一方、2011年、2014年に、米食品医薬品局（FDA）から子会社であるカディラ ヘルスケア社のグジャラート州のモライヤ工場が製造管理および品質管理に関する基準（GMP）違反の警告をされています。2016年にカディラ ヘルスケア社は一応のFDAからの検査が完了したと通知しています。